学科試験の用語集
学科試験でつまずきやすい用語を「○○とは」の形でやさしく解説します。意味を正しく押さえると、ひっかけにも強くなります。
路側帯(ろそくたい)とは →
歩道のない道路で、歩行者の通行や車道の効用を保つために、道路の端に白線で示された部分です。白線の種類によって、駐停車のために入れるかどうかが変わります。
軌道敷(きどうしき)とは →
路面電車が通行するために敷かれたレールの部分です。原則として自動車は軌道敷内を通行できませんが、「軌道敷内通行可」の標識があるときなどは通行できます。
本線車道(ほんせんしゃどう)とは →
高速自動車国道や自動車専用道路で、車が通常高速で走行するための車道部分です。加速車線・減速車線・登坂車線・路側帯・路肩は本線車道に含まれません。
安全地帯(あんぜんちたい)とは →
路面電車に乗り降りする人や、道路を横断する歩行者の安全を守るために、道路上に標識や標示で示された島状の部分です。
徐行(じょこう)とは →
車がすぐに停止できるような速度で進むことです。「時速○km以下」という数値では定義されておらず、ブレーキをかけてからおおむね1m以内で止まれる速度が目安とされます。
車両(しゃりょう)とは →
自動車・原動機付自転車・軽車両・トロリーバスをまとめた呼び方です。標識などで「車両」とあるときは、これらすべてが対象になります。
軽車両(けいしゃりょう)とは →
自転車・荷車・リヤカー・人力車のほか、牛や馬などの動物にひかせる車などをまとめた呼び方です。エンジンを使わない車両が中心です。
二段階右折(にだんかいうせつ)とは →
原動機付自転車などが交差点で右折するとき、いったん交差点の向こう側まで直進し、向きを変えてから進む右折方法です。交差点を斜めに横切る小回り右折とは区別されます。
停止距離(ていしきょり)とは →
運転者が危険を感じてブレーキをかけ、車が完全に止まるまでに進む距離です。「空走距離(危険を感じてからブレーキが効き始めるまでに進む距離)」と「制動距離(ブレーキが効き始めてから止まるまでの距離)」を合わせたものです。
進路変更(しんろへんこう)とは →
走行中に車の進む道筋を変えることです。進路を変えるときは、あらかじめバックミラーなどで安全を確かめ、合図を出してから行います。
交差点(こうさてん)とは →
十字路・T字路・Y字路など、2つ以上の道路が交わる部分です。交差点とその周辺は、駐停車や追い越しなどさまざまな規制の対象になります。
車間距離(しゃかんきょり)とは →
前を走る車との間にとる距離です。前車が急に止まっても安全に停止できるよう、十分な車間距離をとる必要があります。
初心運転者期間(しょしんうんてんしゃきかん)とは →
免許を取得してから1年間の期間です。この間に一定以上の違反をすると、初心運転者講習の対象になります。
自動車専用道路(じどうしゃせんようどうろ)とは →
自動車だけが通行できる道路で、「自動車専用」の標識で示されます。歩行者・原動機付自転車・軽車両は通行できません。
空走距離(くうそうきょり)とは →
運転者が危険を感じてブレーキを踏もうと判断してから、実際にブレーキが効き始めるまでの間に車が進む距離です。反応にかかる時間は平均しておよそ0.75秒とされます。
制動距離(せいどうきょり)とは →
ブレーキが効き始めてから、車が完全に停止するまでに進む距離です。速度が速いほど急に長くなり、雨でぬれた路面やタイヤがすり減っているときも長くなります。
内輪差(ないりんさ)とは →
車が曲がるとき、後輪が前輪より内側を通ることで生じる前後輪の通り道の差です。ホイールベースの長い大型車・トラックほど大きくなります。
死角(しかく)とは →
運転席から見えない範囲のことです。車体やピラー(柱)、ミラーの限界によって生じ、車の前後・側方、特に大型車では広い死角ができます。
進行妨害(しんこうぼうがい)とは →
自分が進行を続けたり始めたりすると、危険を避けるために他の車などが急に速度を落としたり向きを変えたりしなければならなくなるおそれがあるのに、進行を続け・始めることです。
信頼の原則(しんらいのげんそく)とは →
他の運転者や歩行者が交通ルールを守って適切に行動するだろうと信頼してよい場合に、その信頼に反した相手の行動で起きた事故について運転者の責任を問わない、とする考え方です。
加速車線(かそくしゃせん)とは →
高速道路などで、本線車道に合流する前に十分加速するために設けられた車線です。本線車道には含まれません。低速車のための登坂車線とは別のものです。
仮免許(かりめんきょ)とは →
練習や技能検定のために公道で運転するための免許です。第一段階を修了し、仮免の学科試験と技能試験に合格すると取得でき、有効期間は6か月です。
路肩(ろかた)とは →
道路の主要部分(車道)の外側にある帯状の部分です。路肩は本線車道に含まれず、原則として通行や駐停車のために使う部分ではありません。
遠心力(えんしんりょく)とは →
カーブを曲がるときに車を外側へ引っぱろうとする力です。速度の2乗に比例して大きくなり、カーブの半径が小さい(急カーブ)ほど大きくなります。
優先道路(ゆうせんどうろ)とは →
交差点で、交差する道路より通行が優先される道路です。「優先道路」の標識で指定されている道路と、交差点の中まで中央線や車両通行帯が続いている道路が優先道路にあたります。
車両通行帯(しゃりょうつうこうたい)とは →
車が通行する部分として道路標示で区切られた道路の部分で、いわゆる車線・レーンのことです。同じ方向に2つあるときは左側を通行し、3つ以上あるときは最も右側の通行帯を追越しなどのために空けておきます。
みきわめ(みきわめ)とは →
技能教習の各段階の最後の時限に、指導員が教習の到達度を確認する項目です。法令上は「教習効果の確認」と呼ばれ、成績は「良好」「不良」で判定されます。試験や検定ではなく、技能教習の一環です。
修了検定(しゅうりょうけんてい)とは →
第一段階の教習を終えた人が受ける技能(運転)の検定です。教習所内のコースで行われ、減点方式で70点以上が合格です。合格後に仮免学科試験に合格すると、仮免許が交付されます。
卒業検定(そつぎょうけんてい)とは →
第二段階の教習を終えた人が受ける技能(運転)の検定です。路上コースと場内課題(方向変換または縦列駐車)で行われ、減点方式で70点以上が合格です。合格すると卒業証明書が交付されます。
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