免停講習のテストに落ちたらどうなる?不可の扱いと考査対策
免停講習(停止処分者講習)の最後にある考査で「もし落ちたら」と不安になる人は多いですが、 結論は落ちても何も悪化しないです。再試験も講習のやり直しもなく、免許が取り消されることもありません。 このページでは「落ちたらどうなるか」を1問1答で片づけたうえで、「可」以上を確実に取る対策をまとめます。
結論
考査で「不可」になると停止期間の短縮がなくなるだけ。再試験なし・講習やり直しなし・免許取消なし。 ただし短縮は最大で停止期間の約半分〜29日ぶんなので、「可」以上は取る価値があります。 講義をまじめに聞き、○×の言い回しに慣れておけば、不可になることはまずありません。
考査前に、○×の言い回しに慣れておく
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落ちたらどうなる? 1問1答
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| 再試験はある? | ない。考査は1回きり |
| 講習のやり直しは? | ない。不可でも講習は修了 |
| 免許は取り消される? | 取り消されない。処分が重くなることもない |
| 短縮はどうなる? | なくなる。停止期間を満了まで待つ |
| 手数料は戻る? | 戻らない |
| 次の免停でも講習は受けられる? | 受けられる。処分ごとに1回 |
※ 警視庁・各県警の停止処分者講習案内に基づく。「不可」の場合の短縮なしは共通ですが、細かな運用は都道府県により異なる場合があります。
「不可」でいくら損をするか
短縮日数は成績で決まります。警視庁の公表例では、停止30日なら優29日・良25日・可20日、 停止60日なら優30日・良27日・可24日、停止90日なら優45日・良40日・可35日の短縮。 つまり「可」と「不可」の差は20日以上あります。 手数料(都道府県により1万〜2万円台)を払って講習を受ける以上、可以上は取って帰りたいところです。
短縮日数の一覧表は免停講習のテストのページ、 30日の人は短期講習、60日・90日の人は中期・長期講習へ。
落ちる人の落ち方(実は「知識不足」ではない)
講義中に寝ていた・スマホを見ていた
考査は講義で強調された箇所からそのまま出ます。聞いていないと答えられないのは当然で、態度が悪ければ退席・未修了になることも。
○×の言い回しに慣れていない
「必ず」「いかなる場合も」「〜だけ」といった断定表現や、数字のすり替え(0.15mgを0.25mgにする等)は、学科試験と同じひっかけの型。 久しぶりに○×問題を見る人ほど引っかかります。
「常識」で答えて教本の答えと食い違う
たとえば「物損事故は警察に報告しなくてよい」「同乗者は飲酒運転で処罰されない」は常識っぽく感じますが×。教本の答えを優先してください。
「可」以上を確実に取る対策
講義は「出ます」の合図をメモする
講師が繰り返した箇所・板書した数字・「ここは大切です」の直後は考査に直結します。教本に付箋を貼るだけで十分。
○×の型に慣れておく(講習前日10分)
断定表現と数字のすり替えを見抜く練習。次のテーマの○×を10問ほど解いておけば、当日の考査で文言に惑わされません。
迷ったら教本の答え、常識より条文
「そんなに厳しくないはず」と思ったときほど、教本どおりの厳しい方が正解です。
過労運転
「事故を起こさなければ違反ではない」「かぜ薬なら運転してよい」といった言い回しの×を見抜けるか。 → 過労運転のひっかけ
飲酒に関わる周囲の責任
同乗者・酒を勧めた人・車を貸した人も処罰の対象。「運転していないから無罪」は×。 → 飲酒と周囲の責任のひっかけ
物損事故でも警察に報告
「けが人がいなければ報告不要」は×。報告義務は物損事故にもある。 → 事故の報告義務のひっかけ
酒気帯びの基準値
呼気1リットル中0.15ミリグラム以上で酒気帯び運転。数字のすり替えに注意。 → 酒気帯び基準の○×問題
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よくある質問
Q. 免停講習のテストに落ちたら、講習は受け直しですか?
A. 受け直しはありません。考査の成績が「不可」でも講習は修了扱いで、再試験もありません。短縮がなくなり、停止期間を満了まで待つだけです。
Q. 不可だと免許が取り消されますか?
A. 取り消されません。考査は停止期間を短縮するためのもので、成績が悪くても処分が重くなることはありません。
Q. もう一度講習を受けて短縮を狙えますか?
A. 同じ処分に対して停止処分者講習を受けられるのは1回です。不可になった場合、その処分については短縮の機会はなくなります。
Q. 「可」の基準は何点ですか?
A. 正答率50%以上で「可」という基準を公表している県警があります。○×式なので、講義を聞いていれば半分を下回ることはまずありません。基準は都道府県により異なる場合があります。
Q. 寝てしまったり遅刻したりするとどうなりますか?
A. 受講態度が悪いと退席や未修了の扱いになることがあります。その場合は考査を受けられず短縮もされません。遅刻は受付を締め切られると受講できないので、受付時間より早めに着くようにしてください。
参考:警視庁「停止処分者講習の概要」、静岡県警・神奈川県警・宮城県警・埼玉県警の停止処分者講習案内(2026年9月時点の公表内容に基づく)。 考査の形式・成績基準・短縮日数は都道府県により異なります。最新の手続きは必ず受講先の案内で確認してください。
免停講習の全体像は免停講習のテストは何が出る?へ。 免停を機に学科の基礎を総ざらいしたい人はひっかけ一覧、 取消から取り直す人は学科試験に落ちた人へを参考にしてください。
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