外免切替の知識確認に出る数字一覧|速度・距離・年齢・アルコール
更新: 2026-10
知識確認(50問・○×・45問以上で合格)で一番点を落としやすいのが数字の問題です。正しい数字を別の場所や車種にすり替えた問題が多いため、このページの表で「どの数字が・何に」当てはまるかをセットで覚えてください。数字はすべて道路交通法・施行令と警察庁の「交通の方法に関する教則」で確認し、2026年9月1日からの生活道路30km/hも反映しています。
速度(km/h)
法定速度は、標識や標示で速度が指定されていない道路での上限です。標識で指定があれば指定速度が上限になりますが、原付は標識で40km/hと指定されていても30km/hが上限です。
2026年9月1日から、中央線や車両通行帯(車線)がなく、中央分離帯などで上下線が分かれてもいない一般道路(生活道路)では、自動車の法定速度が60km/hから30km/hになりました。古い問題集の「指定がなければ一般道路は60km/h」は、今は中央線などがある道路だけの話です。
| 数字 | 何の数字か | 注意点 |
|---|---|---|
| 60km/h | 一般道路(中央線・車両通行帯あり、または上下線が分離)の自動車 | 自動二輪車も自動車なので60km/h |
| 30km/h | 中央線などがない一般道路(生活道路)の自動車 | 2026年9月1日から。標識があれば標識が優先 |
| 30km/h | 一般原動機付自転車(原付) | 40km/h指定の道路でも30km/h |
| 40km/h/30km/h | ロープなどでけん引するとき | 2,000kg以下の車を3倍以上の重さの車で引くときだけ40km/h。それ以外は30km/h |
| 100km/h | 高速自動車国道の普通自動車・軽自動車・自動二輪車など | 軽自動車も100km/h(80km/hではない) |
| 90km/h | 高速自動車国道の大型貨物自動車など | 2024年4月から(以前は80km/h) |
| 80km/h | 高速自動車国道のけん引自動車(トレーラー)・三輪など | |
| 50km/h | 高速自動車国道の本線車道の最低速度 | 一般道路には法定の最低速度はない |
| 10km/h | 徐行の目安として言われる数字 | 法律の定義は「すぐ停止できる速度」で、数字はない |
駐車・停車の距離(m)
駐停車禁止(停車もだめ)は5mと10m、駐車禁止(停車はよい)は1m・3m・5mです。どちらの表の数字かを取り違える問題がよく出ます。
距離のない駐停車禁止場所もあります。交差点・横断歩道・踏切・軌道敷内・坂の頂上付近・こう配の急な坂(上りも下りも)・トンネルの中は、その場所自体が駐停車禁止です。
| 数字 | 場所 | 禁止の種類 |
|---|---|---|
| 5m以内 | 交差点の端、道路の曲がり角、横断歩道・自転車横断帯の前後 | 駐停車禁止 |
| 10m以内 | 踏切の前後、安全地帯の左側とその前後 | 駐停車禁止 |
| 10m以内 | バス・路面電車の停留所の標示板(運行時間中だけ) | 駐停車禁止 |
| 1m以内 | 火災報知機 | 駐車禁止 |
| 3m以内 | 駐車場・車庫など自動車用の出入口 | 駐車禁止 |
| 5m以内 | 道路工事の区域の端、消火栓・指定消防水利の標識・防火水槽の取り入れ口、消防用機械器具の置場 | 駐車禁止 |
| 3.5m以上 | 駐車したとき車の右側に残す余地 | 残らない場所は原則駐車禁止(荷物の積み下ろしで運転者がすぐ運転できるとき、傷病者の救護は例外) |
| 0.75m以上 | 幅の広い路側帯に入って駐停車するとき、車の左側に空ける余地 | 幅0.75m以下の路側帯には入らない |
走行・合図・灯火の数字
合図は「右左折・転回は30m手前(距離)」「進路変更は3秒前(時間)」と、基準の単位が違います。追越し禁止も30mですが、横断歩道・自転車横断帯の手前30m以内だけは追抜きも禁止です。
| 数字 | 何の数字か | 注意点 |
|---|---|---|
| 30m手前 | 右折・左折・転回の合図 | 環状交差点は入るときは合図不要、出るときに合図 |
| 約3秒前 | 進路変更の合図 | 30m手前と入れ替えた問題が多い |
| 30m以内 | 交差点・踏切・横断歩道・自転車横断帯の手前の追越し禁止 | 優先道路を通行中の交差点は例外。横断歩道は追抜きも禁止 |
| 1.5m以上 | 停止中の路面電車との間隔 | 乗り降りする人がいなければ徐行して通過できる |
| 5m以内 | 故障車をロープでけん引するときの車間 | ロープに0.3m平方以上の白い布 |
| 50m(高速は200m) | 昼間でもトンネル・霧などで前照灯をつける見通し | 50m先が見えない場所 |
| 50m | 夜間の駐停車で灯火を省略できる見え方 | 道路照明などで50m後方から見える場所 |
| 約100m/約80m | 高速道路の車間距離(100km/h/80km/h、乾いた路面) | 雨でぬれた路面・すり減ったタイヤでは約2倍 |
| 約1m/20〜30km/h | 同じ方向に進む自転車の右側を通過するときの目安 | 2026年4月1日施行。十分な間隔がなければ安全な速度で(数字は警察庁の目安) |
時間・年齢の数字
年齢は「義務」か「努力義務」かとセットで問われます。70歳以上の高齢者マークは表示するよう努める努力義務で、免許取得1年未満の初心者マークは表示義務です。
| 数字 | 何の数字か | 注意点 |
|---|---|---|
| 5分以内 | 荷物の積み下ろしのための停止は「停車」 | 人の乗り降りは時間に関係なく停車 |
| 1年未満 | 初心者マーク(準中型・普通免許) | 表示義務 |
| 70歳以上 | 高齢者マーク | 努力義務(表示しなくても罰則なし) |
| 6歳未満 | チャイルドシートの使用義務 | タクシー・バス、授乳中などは例外 |
| 13歳未満・70歳以上 | 普通自転車で歩道を通行できる人の例 | 教則の記載 |
| 1年以上 | 一般道路で二輪の二人乗りができる免許期間 | |
| 20歳以上かつ3年以上 | 高速道路で二輪の二人乗りができる条件 | |
| 18歳 | 普通免許・準中型免許を受けられる年齢 | 原付・普通二輪は16歳、中型20歳、大型21歳(特例あり) |
| 8-20 | 補助標識の例:午前8時〜午後8時だけ規制 | それ以外の時間は規制の対象外 |
重さ・人数・積載の数字
積載の大きさは2022年の改正で長さ・幅とも自動車の1.2倍までに広がりました(以前は1.1倍)。古い情報のまま覚えていると間違えます。
| 数字 | 何の数字か | 注意点 |
|---|---|---|
| 3.5t未満・2t未満・10人以下 | 普通免許で運転できる自動車(車両総重量・最大積載量・乗車定員) | 原付・小型特殊も運転できる |
| 3人=2人 | 12歳未満の子どもの数え方 | 定員5人なら運転者+大人1人+子ども4人まで |
| 1.2倍 | 積載物の長さ・幅の上限(自動車の長さ・幅の) | 1.5倍は誤り |
| 3.8m | 積載物の高さの上限(地上から) | 荷台からではなく地面から測る |
| 2,000kg・3倍 | けん引で40km/hが認められる条件 | それ以外は30km/h |
| 125cc以下 | 高速道路を通行できない二輪 | 原付も通行不可 |
アルコールと「2乗」の数字
酒気帯び運転の基準は、呼気1リットル中0.15mg以上(血液1ミリリットル中0.3mg以上)のアルコールです。酒酔い運転は、2026年7月21日から呼気1リットル中0.5mg以上(血液1ミリリットル中1.0mg以上)でも該当するようになりました。基準値未満でも、酒の影響で正常な運転ができないおそれがあれば酒酔い運転です。「少しなら飲んでよい」という問題はすべて誤りです。
制動距離・遠心力・衝撃力は速度の2乗に比例します。速度が2倍なら約4倍、3倍なら約9倍です。また、路面や雨・タイヤの状態で長くなるのは制動距離で、疲労や飲酒で長くなるのは空走距離です。
- 0.15mg/L:酒気帯び運転の基準(呼気1リットル中)
- 0.25mg/L以上:行政処分がさらに重くなる
- 2倍→4倍、3倍→9倍:制動距離・遠心力・衝撃力
数字を確実に覚える方法
表を眺めるだけでは本番で迷います。おすすめは、①表を隠して「5mの場所」「10mの場所」を書き出す、②合図・追越しのように同じ30mが出てくるものは違いを一文で言えるようにする、③実際の○×問題で数字のすり替えに慣れる、の3段階です。たとえば「踏切とその端から前後5メートル以内の場所には、駐車も停車もしてはならない」は×(正しくは10m)、「呼気1リットル中0.15ミリグラム以上のアルコールを含む状態で運転すると、酒気帯び運転となる」は○です。
menkyopassの模試は、ベトナム語・英語・中国語・日本語で本番と同じ50問・30分の形式で解け、数字のすり替え問題にも母語の解説が付いています。1回目の模試と3分野は無料です。
よくある質問
Q. 一般道路の法定速度は60km/hですか?
A. 中央線や車両通行帯がある道路、上下線が分離された道路では60km/hです。2026年9月1日からは、中央線などがない生活道路の法定速度は30km/hです。標識で指定があれば標識に従います。
Q. 徐行は時速10km以下のことですか?
A. いいえ。法律の定義は「車がすぐ停止できるような速度で進むこと」で、10km/hは目安にすぎません。「徐行とは時速10km以下で進むこと」という問題は×です。
Q. 5mと10mの駐停車禁止はどう覚えればいいですか?
A. 交差点・曲がり角・横断歩道は5m、踏切・安全地帯・バス停は10mです。踏切・安全地帯・バス停のように「電車やバスに関係する場所は10m」とまとめると覚えやすくなります。
Q. 知識確認は何問・何分ですか?
A. 文章形式の○×問題50問を30分で解き、45問以上正解で合格です(警察庁の要領)。1問あたり平均36秒です。
関連する記事
出典
- e-Gov法令検索「道路交通法」(第22条・第30条・第31条・第44条・第45条・第71条の4・第71条の5・第88条)
- e-Gov法令検索「道路交通法施行令」(第11条・第12条・第18条・第21条・第22条・第27条・第27条の3・第44条の3)
- 警察庁「交通の方法に関する教則」(令和6年11月13日現在・全文PDF)
- 警察庁「交通の方法に関する教則の一部を改正する件(令和8年国家公安委員会告示第32号)」
- 警察庁「生活道路の法定速度が30km/hになります(令和8年9月1日施行)」
- 堺市「自転車の右側を通過する際のルール」(警察庁の目安を紹介)
- 警察庁 丙運発第59号(令和8年1月8日)別添「外国免許等関係事務取扱い要領」(知識確認の方法)