Gaimen本番と同じ50問の模試で知識確認対策

外免切替の技能確認の練習方法|コース図・教習所・公道

更新: 2026-10

技能確認は、外国で運転経験がある人でも練習なしでは通りにくい試験です。岐阜県警は練習不足で不合格になる人が多いと案内し、群馬県警は自動車教習所などでの事前練習を勧めています。日本の免許も有効な国際免許もない人が公道で練習すると無免許運転になるため、練習は教習所のコースなどで行い、県警が公開しているコース図で順路を覚えておきましょう。

なぜ練習が必要か

警察庁によると、技能確認の合格率は2025年10〜12月で13.1%でした(2024年は30.4%)。2025年10月から横断歩道の通過などの課題が加わり、採点も厳しくなっています。

岐阜県警は、手続きが長引く原因の一つとして「安全運転の事前練習が不足しているため、技能の確認を通過できず、再確認となるケース」を挙げ、技能確認の練習をしてから臨むよう求めています。群馬県警も、技能確認は基準に達するまでに複数回受ける人が大半だとして、自動車教習所などでの事前練習を推奨しています。

日本の免許がない間は、公道で練習できない

道路交通法第64条は、日本の運転免許を受けずに自動車を運転することを禁じています。違反すると3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金です(第117条の2の2)。外国の免許証を持っていても、それだけでは日本では運転できません。

例外は第107条の2で、ジュネーブ条約の様式の国際運転免許証、または政令で定める国・地域の免許証に決められた日本語翻訳文を付けたものを持っている場合に、日本に上陸した日から1年間だけ運転できます。この条件に当てはまらない人が「練習のため」に公道を運転しても無免許運転です。日本の法律では、免許のない人が練習で公道を走るには仮免許を受け、条件を満たす指導者を同乗させる必要があります(第87条)。

車を貸す側も注意が必要です。無免許運転をするおそれがある人に車を提供することも禁止され(第64条第2項)、その人が実際に運転すれば提供者も同じ罰則の対象です。友人や家族の車で公道を練習するのはやめましょう。

状況公道を運転できるか
日本で有効な国際免許等を持ち、上陸から1年以内できる(第107条の2)
外国の免許証だけ(国際免許等なし)できない(無免許運転)
上陸から1年を超えたできない(無免許運転)
自動車教習所の構内コース教習所の練習として運転する

練習の場所:自動車教習所

現実的な練習場所は自動車教習所です。外免切替の人向けの練習を受け付けているか、料金や時間、使える車は教習所ごとに違うので、直接問い合わせて確認してください。公的な料金の目安はありません。

問い合わせるときは、次の点を確認すると、試験に近い練習ができます。

  • 外国の免許で切替をする人が練習できるか
  • 試験と同じ課題(S字、クランク、坂道発進、踏切、横断歩道、障害物の通過)を走れるか
  • AT車かMT車か(受ける試験の車と同じものを選ぶ)
  • 安全確認・合図・寄せのタイミングを指導してもらえるか
  • 1回の時間と料金、予約の取り方、母語や英語で説明してもらえるか

コース図を手に入れて順路を覚える

技能確認は試験場の場内コースで行います。警察庁の要領は、普通免許などでは課題の内容が同じで走る順路が違うコースを3種類以上用意するよう定めています。岐阜県警は、2025年10月から全免許種別が新しいコースになり、複数のコースから当日1つが決まると案内しています。

コース図を公開している県警もあります。たとえば新潟県警は外免切替の技能確認用に、新潟と長岡の試験場ごとに普通・準中型免許の1〜3コースの図を、岐阜県警も普通・準中型自動車の1〜3コースの図をPDFで公開しています(2026年10月確認)。受ける試験場のコース図が公開されていないか、県警のサイトで確認してください。

全部のコースの順路を覚え、合図を出す地点、寄せる地点、一時停止の場所、踏切、横断歩道に印を付けておくと、当日に順路を考えずに確認動作に集中できます。なお、コースを間違えても減点はされず、正しい順路に戻るまでの走行が採点されます(警察庁の実施基準)。

試験の車:AT・MTを練習の車とそろえる

要領では、普通免許の技能確認はMT車、AT限定を希望すればAT車で行います。練習は本番と同じ種類の車でしないと意味が薄れます。AT限定にするかどうかの考え方は「免許の種類」の記事も参考にしてください。

受ける免許技能確認で使う車
普通免許MT車の普通自動車
普通免許(AT限定)AT車の普通自動車
準中型免許AT車の準中型自動車とMT車の普通自動車
準中型免許(AT限定)AT車の準中型自動車
普通二輪免許MT車の普通自動二輪車(AT限定はAT車)

課題ごとの練習メニュー

普通免許の課題は要領で決まっています(総走行距離1,200m以上)。課題ごとに、練習で体に覚えさせることをまとめます。減点の点数は「技能確認で減点・中止になるポイント」の記事で確認できます。

課題練習で確認すること
周回コース・カーブカーブの手前で減速を終える、ミラーで後方確認
交差点の右折・左折30m手前で合図、寄せ、目視、徐行、正しい軌跡
指定場所での一時停止停止線の直前で完全に止まり、左右を確認
横断歩道の通過停まれる速度で近づき、人がいれば直前で一時停止
踏切の通過直前で停止、窓を開けて左右を目視、MT車は踏切内で変速しない
S字・クランク速度を落とし、脱輪したらすぐ止まって戻る
坂道発進後ろに下がらずに発進する
障害物の通過合図と確認をして進路を変え、十分な間隔をとる

練習を始める時期と当日の注意

練習は知識確認の前から始めるのがおすすめです。岐阜県警は、初めて受ける人は午前に知識確認、午後から技能確認と案内しており、知識確認と同じ日に技能確認がある地域もあります。一方、警視庁(東京)は技能確認の日が予約日からおおむね3〜4か月後になると案内しています。

新潟県警は、運転に適した服装でないと受けられない場合があること、天候不良で当日に中止になる場合があること、場内コースはすべて車道とみなすことを注意事項にしています。サンダルなど運転しにくい靴は避け、コースでも公道と同じルールで走りましょう。

技能確認に進むには、まず知識確認(50問中45問以上)に合格する必要があります。教習所の予約を待つ間に、menkyopassの模試(本番と同じ50問・30分、ベトナム語・英語・中国語・日本語)で日本の交通ルールを固めておくと、技能確認の確認動作の意味も理解しやすくなります。

よくある質問

Q. 外国の免許があれば、日本の公道で練習してもいいですか?

A. 外国の免許証だけでは運転できません。日本で有効な国際免許等を持っていて上陸から1年以内の場合を除き、無免許運転(3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金)になります。

Q. 技能確認のコース図はどこで見られますか?

A. 公開しているかどうかは県警ごとに違います。新潟県警や岐阜県警はサイトでPDFを公開しています。受ける試験場のある都道府県警のサイトを確認してください。

Q. 教習所での練習はいくらかかりますか?

A. 料金は教習所ごとに違い、公的な目安はありません。受ける試験と同じAT・MTの車で練習できるかとあわせて、直接問い合わせてください。

Q. MT車に自信がない場合はどうすればいいですか?

A. AT限定を希望すれば、技能確認はAT車で受けられます(警察庁の要領)。その場合、取れる免許はAT限定になります。

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