外免切替で落ちたら|知識確認・技能確認の再申請と6か月ルール
更新: 2026-10
知識確認(50問中45問未満)で落ちた場合は、その申請は終わりで、予約からやり直して知識確認をもう一度受けます。知識確認に合格して技能確認(100点中70点未満)で落ちた場合は、知識確認を受けた日から6か月以内に再申請すれば知識確認が免除され、技能確認から受け直せます。他の都道府県に引っ越しても使えます。
どこで落ちたかで、やり直しの範囲が違う
警察庁の「外国免許等関係事務取扱い要領」では、知識確認・技能確認のどちらかが基準に届かなかった場合、試験の一部免除(=外免切替)は行わず、申請者に理由を説明することになっています。つまり不合格になったら、新しい申請として出し直します。
| 不合格の段階 | 合格基準 | 次の申請でやること |
|---|---|---|
| 書類審査で不受理 | 書類がそろっている | 不足書類をそろえて予約し直す |
| 知識確認 | 50問中45問以上 | 予約・書類審査からやり直し、知識確認を再受験 |
| 技能確認 | 100点中70点以上 | 知識確認の日から6か月以内なら知識確認は免除。技能確認から |
知識確認に落ちた場合
2025年10月1日から、知識確認は文章形式50問・30分・45問以上で合格になり、間違えてよいのは5問までです。警察庁によると合格率は42.8%(2025年10〜12月)で、以前の92.5%から大きく下がりました。落ちる人が多いのは制度上当然で、恥ずかしいことではありません。
知識確認の不合格には、6か月ルールのような免除はありません。再申請では予約を取り直すため、混雑する地域では次の受験まで時間がかかります。東京(警視庁)では知識確認は午後の1回だけです。
再申請のときに注意するのは書類の期限です。住民票の写しは交付から6か月以内のものが必要なので(警視庁)、日がたっていれば取り直します。外国免許そのものも、技能確認まで有効でなければなりません。
技能確認に落ちた場合:6か月ルール
知識確認に合格して技能確認で落ちた人は、知識確認を受けた日から6か月間、再申請時に知識確認を受けずに技能確認へ進めます(運転経歴の質問は再度あります)。ポイントは次のとおりです。
- 6か月の起算日は「知識確認を受けた日」。技能確認で落ちた日ではない
- 前回と違う種類の免許で申請し直しても適用される(例: AT限定に切り替える)
- 他の都道府県に引っ越した場合も適用できる
- 知識確認の基準を満たしたことを示す書面が交付されるので、なくさずに保管して再申請で持参する
- 6か月を過ぎると、知識確認からもう一度受けることになる
時間切れに注意:外国免許の有効期限と書類
神奈川県警は「外国免許の有効期間内に技能確認まで合格することが必要」と明記しています。警視庁は技能確認の日が予約日からおおむね3〜4か月後になると案内しており、1回落ちると期限との競争になります。
外国免許を更新した場合は、更新後の免許の日本語翻訳文が必要です。JAFも、免許の更新や記載内容の変更があれば翻訳文を取り直すよう案内しています。住民票の写し(交付から6か月以内)の期限も合わせて確認しましょう。
再申請で必要な手数料や、受けられる回数の上限については、公式ページで統一的な説明を確認できませんでした。申請する都道府県警に確認してください。参考に、警視庁の申請手数料は普通免許2,500円、交付手数料は2,350円です。
技能確認で次に受かるための対策
技能確認は試験場のコースで行う100点満点の減点方式です。2025年10月から横断歩道の通過などの課題が追加され、審査基準も厳しくなりました(警視庁)。技能確認では通訳が車に同乗できない(和歌山県警)ため、試験官の指示を日本語で聞き取れるよう、コース上でよく使う言葉を覚えておくと安心です。
マニュアル車に自信がなければ、AT限定免許で申請し直す方法があります。警察庁の要領では、上位の免許に相当する外国免許を持っていても、本人が希望すればAT限定の技能確認を受けられます。6か月ルールは違う種類の免許での再申請にも使えます。
不合格の理由は試験官から説明を受けられます(要領で理由を教示するとされています)。指摘された点をメモし、次回までに練習しましょう。
知識確認で次に受かるための対策
45問以上が必要なので、「だいたい分かる」では足りません。落ちる原因は、数字(速度・距離のメートル)、義務か努力義務か、例外(「ただし」以降)の3つに集中します。日本の交通の教則(交通の方法に関する教則)の範囲から出題されるので、母国のルールとの違いを意識して覚え直しましょう。
次の予約までの間に、本番と同じ50問・30分の形式で何度か解き、45問以上を安定して取れるか確認するのがおすすめです。menkyopassの模試はベトナム語・英語・中国語・日本語で、間違えた理由を解説付きで確認できます。
よくある質問
Q. 知識確認に落ちたら、すぐ再受験できますか?
A. その場で再受験する仕組みではなく、再申請(予約)からやり直しです。次の受験日は都道府県の予約状況によります。
Q. 技能確認に落ちたら知識確認もやり直しですか?
A. 知識確認を受けた日から6か月以内に再申請すれば、知識確認は免除されます。他の都道府県に引っ越した場合も同じです。
Q. 何回まで受けられますか?
A. 回数の上限について公式の統一的な説明は確認できませんでした。申請先の都道府県警に確認してください。
Q. 技能確認に通訳を同乗させられますか?
A. 和歌山県警は、技能確認の車に通訳などは同乗できないと案内しています。