外免切替の合格率は42.8%|知識確認で落ちる理由と対策
更新: 2026-10
警察庁が2026年3月2日に公表した数字では、2025年10〜12月の外免切替の合格率は知識確認が42.8%、技能確認が13.1%でした。改正前の2024年は知識確認92.5%・技能確認30.4%で、知識確認は2人に1人以上が落ちる試験に変わりました。原因は、合格ラインが9割(50問中45問)に上がり、数字・例外・言い回しの細かい違いを問う問題で失点しやすくなったことです。
警察庁が公表した合格率
合格率の公式な数字は、警察庁が2026年3月2日に公表した次の値です(日本経済新聞・日テレNEWSの報道による)。ネットでは別の数字も出回っていますが、ここでは警察庁の公表値だけを使います。
| 2024年(改正前) | 2025年10〜12月(改正後) | |
|---|---|---|
| 知識確認 | 92.5% | 42.8% |
| 技能確認 | 30.4% | 13.1% |
42.8%は何を意味するか
知識確認に受かった人だけが技能確認に進めるので、42.8%は「最初の関門で半分以上が止まる」という意味です。不合格になると申請からやり直しで、再び予約を取って手数料を払う必要があります。予約待ちが長い地域では、それだけで数か月遅れることもあります。
技能確認の13.1%はさらに低い数字ですが、知識確認と違って、技能確認で落ちても知識確認の日から6か月以内なら知識確認は免除されます(警察庁の要領)。まず知識確認を一度で通すことが、全体の期間と費用を一番短くします。
なぜ落ちるのか:試験の形式
改正前は10問のイラスト問題で7問正解すれば合格でした。改正後は次のとおりで、形式そのものが厳しくなっています。
- 50問中45問以上で合格:間違えてよいのは5問まで
- 制限時間30分:1問あたり平均36秒。迷っている時間はあまりない
- 文章形式の○×:イラストではなく文章を読んで判断する。一語の違いで答えが変わる
- 出題範囲が広い:標識・信号・優先・駐停車・追越し・速度・高速道路・運転者の義務・事故時の措置など、日本の交通ルール全般
なぜ落ちるのか:間違えやすい問題の型
○×問題で失点しやすいのは、自国の運転経験や「なんとなく」の常識で答えてしまう問題です。日本の試験でよく狙われる型は次の4つです。
| 型 | 例 | 正解のポイント |
|---|---|---|
| 「必ず」「いかなる場合も」 | 踏切ではどんな場合でも一時停止する | 信号機のある踏切で青信号なら停止しなくてよい → × |
| 数字の入れ替え | 進路変更の合図は30m手前 | 進路変更は約3秒前。30m手前は右左折 → × |
| 定義・目安と義務の混同 | 徐行とは時速10km以下のこと | 徐行は「すぐ止まれる速度」。10kmは目安 → × |
| 例外の見落とし | 駐車禁止の場所では5分以内の荷下ろしもできない | 5分以内の荷物の積み下ろしは停車なのでできる → × |
合格率を上げるための対策
知識確認に必要なのは運転のうまさではなく、日本のルールを「正確に」覚えていることです。次の順で準備すると効率的です。
- 数字を表で覚える:駐停車禁止の5m・10m、合図の30m・3秒、法定速度60km/hなど
- 「必ず」「すべて」「どんな場合も」が付いた文は例外を探してから答える
- 間違えた問題は解説を読み、なぜ×なのかを一文で言えるようにする
- 本番と同じ50問・30分で通しで解き、45問以上を安定して取れるまで繰り返す
模試の点数で見る「本番に行ける」目安
合格ラインが45問ということは、本番でたまたま調子が悪くても45問を下回らない実力が必要です。練習の模試の点数を次の目安で判断すると、受けてから慌てずに済みます。
特に43〜45問で止まっている人は、知識が足りないのではなく、数字や例外の取り違えで数問を落としていることがほとんどです。間違えた問題を分野ごとに数え、同じ分野で2回以上間違えているところを集中して見直しましょう。
| 模試の点数(50問中) | 判断の目安 |
|---|---|
| 46問以上を続けて取れる | 本番の準備ができている |
| 43〜45問 | 合格ライン付近。数字と例外の取り違えを直す |
| 42問以下 | 分野ごとの要点から学び直す |
母語で本番形式の練習を
知識確認は英語・中国語・ベトナム語など多くの言語で受けられます(警視庁は20言語)。母語で受ける場合も、練習は同じ言語でしておくと本番で迷いません。menkyopassの模試は、ベトナム語・英語・中国語・日本語で本番と同じ50問・30分の形式で解け、1回目の模試と3分野は無料で試せます。
よくある質問
Q. 外免切替の合格率はどれくらいですか?
A. 警察庁の公表では、2025年10〜12月は知識確認42.8%、技能確認13.1%です。2024年は知識確認92.5%、技能確認30.4%でした。
Q. なぜ合格率が下がったのですか?
A. 2025年10月から知識確認が10問・7割から50問・9割(45問以上)に変わり、技能確認も審査が厳しくなったためです。
Q. 国や都道府県ごとの合格率はありますか?
A. 警察庁が公表した全国の数字以外に、確認できる公式な数字は見つかっていません。
Q. 知識確認は何問間違えると不合格ですか?
A. 6問以上間違えると不合格です。50問中45問以上の正解が必要です。