外免切替の知識確認の前日・直前にやること|数字と例外の総復習
更新: 2026-10
知識確認の前日と直前は、新しいことを覚えるより「覚えたことを取りこぼさない」準備に使います。見直すのは、点を落としやすい数字・例外・似た言葉の3つと、持ち物の最終確認です。50問中45問以上が必要なので、残り数日での一夜漬けで受かる保証はありません。ただ、最後の見直しで防げるミスは確実に減らせます。
前日にやること・やらないこと
前日に大事なのは、間違えやすい所を確認して、十分に寝ることです。初めて見る分野を夜遅くまで詰め込むと、覚えた数字が混ざってかえってミスが増えます。
| やること | 理由 |
|---|---|
| 数字の一覧を見ないで書けるか試す | 数字のすり替えが最も多いひっかけの型だから |
| これまでに間違えた問題だけを解き直す | 同じ所で2回間違えた問題は本番でも間違えやすい |
| 50問・30分の模試を1回だけ解く | 時間配分の感覚を本番前に戻すため。何回も解く必要はない |
| 書類と持ち物をかばんに入れる | 1つでも欠けるとその日は受理されない |
| 試験場までの経路と受付時間を確認する | 遅刻すると受けられない場合がある |
直前に見直す数字
次の数字は、別の場所や車種の数字と入れ替えた問題がよく出ます。数字と「何の数字か」をセットで言えるか確認してください。2026年9月1日から、中央線などがない生活道路の法定速度は30km/hになっているので、古い情報で覚えた人は特に注意します。
| 数字 | 何の数字か |
|---|---|
| 5m/10m | 駐停車禁止:交差点・横断歩道は5m、踏切・安全地帯・バス停は10m |
| 1m/3m/5m | 駐車禁止:火災報知機1m、車庫の出入口3m、消火栓・工事区域5m |
| 30m/3秒 | 右左折・転回の合図は30m手前、進路変更の合図は約3秒前 |
| 30m | 交差点・踏切・横断歩道の手前の追越し禁止(横断歩道は追抜きも禁止) |
| 60/30km/h | 中央線などがある一般道路の自動車60、生活道路の自動車と原付30 |
| 100/50km/h | 高速自動車国道の最高(普通自動車)と最低 |
| 0.15mg | 酒気帯び運転の基準(呼気1リットル中) |
| 5分 | 荷物の積み下ろしは5分以内なら停車 |
| 6歳/70歳/1年 | チャイルドシート6歳未満、高齢者マーク70歳以上(努力義務)、初心者マーク1年未満(義務) |
直前に見直す例外とひっかけ
数字の次に点を落としやすいのが例外と似た言葉です。次の問題は、どれも原則だけを覚えていると間違えます(答えつき)。
- 「交差点とその手前から30メートル以内の場所では、優先道路を通行している場合であっても追い越しをしてはならない。」→×(優先道路なら追越しできる)
- 「左右の見通しがきかない交差点を通行するときは、必ず一時停止しなければならない。」→×(義務は徐行)
- 「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいるときは、徐行して歩行者に道を譲ればよい。」→×(一時停止が必要)
- 「人の乗り降りのための停止は、5分を超えると駐車になる。」→×(人の乗り降りは時間に関係なく停車)
- 「こう配の急な坂は、上り坂であっても下り坂であっても駐停車が禁止されている。」→○(追越し・徐行は下り坂だけなので混同に注意)
- 「70歳以上の運転者は、高齢者マークを表示して運転しなければならず、表示しないと罰せられる。」→×(努力義務)
持ち物の最終チェック(警視庁の例)
必要な書類は都道府県や国によって違うので、予約のときに案内された一覧で確認してください。警視庁の共通書類の例は次のとおりです。コピーではなく原本が必要です。
警察庁の要領では、知識確認の会場ではスマートフォンなどの持ち込みを制限するか、電源を切ってかばんにしまうことになっています。直前に見直したいメモは紙で用意し、試験室に入る前にしまいましょう。
- 有効な外国の運転免許証(原本)と、持っていれば期限切れの過去の免許証
- 日本語翻訳文(大使館・JAFなどが作成したもの)
- 本籍(外国人は国籍など)が記載された住民票の写し(マイナンバーなし、交付から6か月以内)
- パスポート(古いものも全部)
- 申請用写真(縦3cm×横2.4cm、6か月以内に撮影)
- 手数料(警視庁の普通免許の例:申請手数料2,500円、合格後の交付手数料2,350円)
一夜漬けで受かる?
知識確認は50問中45問以上の正解が必要で、間違えてよいのは5問までです。日本の交通ルールを初めて学ぶ人が、前日だけの勉強で受かるとは言えません。運転経験のある人でも、学習の目安は毎日1〜2時間で7日程度です。
知識確認に落ちた場合は、予約・申請からやり直しになります。技能確認で落ちたときのような「6か月以内は知識確認免除」はありません。準備が足りないと感じたら、予約を変更できるかを申請先の都道府県警に確認するのも1つの方法です。
最後の1回は本番形式で
直前の模試は、点数を上げるためではなく「本番の形式と時間に体を慣らす」ために解きます。50問を30分で、1周目を20分ほどで終えるペースを確認し、間違えた問題はその場で解説を読んで終わりにしましょう。
menkyopassの模試は、ベトナム語・英語・中国語・日本語で本番と同じ50問・30分の形式で解け、全問に母語の解説が付いています。1回目の模試と3分野は無料です。
よくある質問
Q. 前日に何時間勉強すればいいですか?
A. 決まった時間はありません。新しい分野を詰め込むより、数字と間違えた問題の見直しを中心に1〜2時間程度で切り上げ、十分に寝るほうが本番のミスを減らせます。
Q. 前日に模試を何回解けばいいですか?
A. 1回で十分です。時間配分の感覚を戻すことが目的なので、間違えた問題の解説を読んで終わりにしましょう。
Q. 試験の直前にスマホで見直してもいいですか?
A. 試験室に入る前ならかまいませんが、会場ではスマートフォンの持ち込み制限や電源を切ってかばんにしまう措置がとられます。見直し用のメモは紙で用意すると安心です。
Q. 知識確認に落ちたらどうなりますか?
A. 予約・申請からやり直して再び知識確認を受けます。知識確認の不合格には免除の制度はありません。