緊急自動車の問題:譲り方の型(交差点付近・それ以外・一方通行)
緊急自動車の問題は、覚えることが少ないのに落とす人が多い分野です。 理由は、譲り方が「どこにいるか」で変わるのに、「緊急車が来たら左に寄って止まる」と1つに丸めて覚えているから。 このページでは、交差点付近・それ以外・一方通行の3つの場面に分けて、一時停止が要るかどうかを表で固定します。
無料・登録不要・すぐ始まる
譲り方は「場所」で3通り
緊急自動車(サイレンを鳴らし、赤色の警光灯をつけて緊急用務で走行中の救急車・消防車・パトカーなど)が近づいてきたときの動きは、 自分の車がいる場所で決まります。表の「一時停止」の列が、そのまま試験の○×の分かれ目です。
| 自分がいる場所 | やること | 一時停止 | 定番のひっかけ |
|---|---|---|---|
| 交差点またはその付近 | 交差点を避けて、道路の左側に寄る | 一時停止する(義務) | 「交差点内でそのまま止まる」「左側に寄れば止まらなくてよい」 |
| 交差点やその付近以外 | 道路の左側に寄って進路を譲る | 一時停止は義務ではない | 「左側に寄って一時停止しなければならない」 |
| 一方通行で左に寄ると妨げになるとき | 右側に寄って進路を譲る | 交差点付近なら一時停止 | 「一方通行でも必ず左側に寄る」 |
※ 交差点の中にいるときは、交差点内で止まらず速やかに交差点を出てから左側に寄って一時停止します。 路面電車が通る道路では、軌道敷内にいる場合は軌道敷外に出て譲ります。
「交差点やその付近」の型:避けて、寄せて、止まる
交差点付近の型は動作が3つあります。交差点を避ける→左に寄る→一時停止。 試験はこの3つのうちどれかを抜いたり、順番を変えたりして×を作ります。 「交差点付近で緊急自動車が近づいてきたので、その場で一時停止した」は交差点を避けていないので×。 「交差点を避けて左側に寄ったので、止まらずに徐行で進んだ」は一時停止していないので×。 信号が青でも赤でも同じ動作で、信号の色は関係ありません。
「それ以外の場所」の型:寄るだけ、止まるのは義務ではない
交差点やその付近以外の場所では、道路の左側に寄って進路を譲れば足ります。一時停止は義務ではありません。もちろん状況に応じて止まってもかまいませんが、 問題文に「交差点やその付近以外の場所では、左側に寄って一時停止しなければならない」とあれば、「しなければならない」が余計なので×。 これがこの分野で最も多い失点パターンです。「必ず」「しなければならない」を見たら、場所を確認してください。
「一方通行」の型:妨げになるなら右へ
原則は左側ですが、一方通行の道路では、左側に寄るとかえって緊急自動車の通行の妨げになる場合があります。 そのときは右側に寄って進路を譲ります。交差点付近であれば、交差点を避けて右側に寄り一時停止します。 「一方通行の道路でも、緊急自動車には必ず道路の左側に寄って譲らなければならない」は×です。 また、右折レーンなどの指定通行区分にいるときも、緊急自動車に譲るためなら区分に従わなくてかまいません。
「緊急自動車かどうか」の型:サイレンと警光灯
譲り方の前に、そもそも緊急自動車に当たるかを聞く問題もあります。 緊急自動車とは、救急車・消防車・パトカーなどがサイレンを鳴らし、赤色の警光灯をつけて緊急の用務で走行しているときの車です。 同じ救急車でも、サイレンを鳴らさず通常走行しているときは緊急自動車としての優先はなく、譲る義務もありません。 「消防車が近づいてきたので、サイレンの有無にかかわらず左に寄って一時停止した」のような文は、緊急走行中かどうかが書かれているかを確認してから答えます。 問題文に「サイレンを鳴らし赤色の警光灯をつけた」とあれば、この記事の3つの場面のどれかを当てはめる、という手順です。
緊急自動車の型を○×で確かめる
以下は当サイトのひっかけ解説です。各ページから○×問題に入れます(無料・登録不要)。
登録不要・インストール不要
よくある質問
参考:道路交通法の緊急自動車の優先に関する規定、学科教本の記載に基づく。細かな表現は教本の版で異なることがあります。
場面ごとのルールの全体像は緊急車両が近づいてきたときの場面別ルールで図解しています。 事故を起こしたときの措置は事故の措置の問題(救護→報告)、 交差点の優先関係は優先・歩行者エリアのひっかけ一覧へ。 仮免で受ける人は仮免の学科試験対策、本免の人は本免の学科試験対策も参考にしてください。
無料でひっかけドリルを始める →登録不要・インストール不要