飲酒運転の学科問題:0.15mg・酒酔い・同乗者・車を貸した人の型
飲酒運転の問題は「飲んだら乗るな」で終わりそうに見えて、学科試験では毎回のように失点が出ます。 出題は「基準の数字」「酒酔いは数字と無関係」「運転しない人の責任」の3つの型に決まっていて、 型を知らないと常識で答えて×になります。このページでは3つの型と、それぞれの言い回しを整理します。
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飲酒問題の3つの型
飲酒運転の出題は、次の3つのどれかです。それぞれ「ルール」と「ひっかけの言い回し」をセットで覚えると、初見の問題でも型で答えられます。
| 型 | ルール | 定番のひっかけ |
|---|---|---|
| 酒気帯びの基準 | 呼気1リットル中0.15mg以上 | 数字のすり替え(別の数字に置き換える)、「基準値未満なら問題ない」 |
| 酒酔い運転 | 数値に関係なく、酒の影響で正常な運転ができないおそれのある状態 | 「基準値未満なら酒酔いにはならない」「少量なら影響はない」 |
| 周囲の責任 | 車を貸した人・酒を勧めた人・同乗した人も処罰の対象 | 「運転していないので処罰されない」「同乗しただけなら関係ない」 |
「基準の数字」の型:0.15と「呼気1リットル中」をセットで
酒気帯び運転の基準は呼気1リットル中0.15mg以上。試験では「0.15ミリグラム」と書かれることもあります。 ひっかけは数字のすり替えで、基準を別の数字に置き換えた文が出ます。 もうひとつは「ビール1杯程度なら運転に影響はないので飲んで運転してもよい」のような量で許容する文で、これは量に関係なく×です。 少しでも酒を飲んだら運転しない、が原則です。
「酒酔い」の型:数字は関係ない
酒酔い運転は、呼気中のアルコール濃度が基準値未満であっても、酒の影響で正常な運転ができないおそれがある状態で運転することです。 つまり数値ではなく状態で判断されます。「基準値未満だったので酒酔い運転にはならない」は×。 酒気帯び(数値)と酒酔い(状態)を区別して聞かれるので、問題文がどちらの言葉を使っているかを確認してください。 翌朝の運転も同じで、飲んだ時刻ではなく運転時に残っているかで決まります。
「周囲の責任」の型:運転していなくても処罰
この型が常識で答えると落ちるところです。飲酒運転は運転者だけの違反ではなく、酒を飲んだ人に車を貸した人、これから運転する人に酒を勧めた人、運転者が酒気を帯びていると知りながら同乗した人も処罰の対象になります。 「運転者が酒気を帯びていることを知りながら同乗した人は、運転をしていないので処罰されない」は×。 免停講習の考査でもこの型は重点的に出ます。 飲酒運転で処分を受けた人向けの講習でも「飲ませた側・貸した側」の責任が繰り返し説明されるのは、この型が実際の事故で多いからです。
見落としやすい派生:翌朝・原付・自転車・薬
3つの型の周辺で出るのが、次の派生問題です。翌朝の運転は、飲んだ時刻ではなく運転時に体内にアルコールが残っているかで決まるので、前夜に飲んで翌朝の運転で基準値以上なら酒気帯びです。原付は車なので当然対象で、「原付は自動車ではないから飲酒運転の規定は適用されない」は×。自転車(軽車両)も飲酒運転は禁止です。薬については、眠気を催すかぜ薬などを飲んで正常な運転ができないおそれがあるときも運転してはいけません。 飲酒・薬・過労はどれも「正常な運転ができないおそれ」の段階で違反になる、と1つの枠組みで覚えると、初見の言い回しにも対応できます。
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よくある質問
参考:道路交通法の酒気帯び運転・酒酔い運転と周囲の責任に関する規定、同施行令の酒気帯びの基準(呼気1リットル中0.15mg)、学科教本の記載に基づく。 罰則の内容や違反点数はここでは扱いません。最新の内容は警察庁・都道府県警の案内で確認してください。
酒気帯びと酒酔いの違いは酒気帯び運転と酒酔い運転の違いで1対にしています。 免停の講習で飲酒の型がどう出るかは免停講習のテストは何が出る?、 事故を起こしたときの措置は事故の措置の問題へ。 過労・薬と運転も同じ「おそれ」の枠組みなので、過労運転のひっかけとあわせて確認してください。
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