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似ている標識の覚え方:間違えやすい標識の対を「どこが違うか」で見分ける

標識の問題で落とすのは、知らない標識ではなく「知っているのに似たものと取り違える」標識です。 学科試験は似ている標識の対から一方を出し、もう一方の意味を当てはめさせて×にします。 このページでは間違えやすい対を8組に絞り、見た目の違いと意味の違いを1行で結びつけます。

結論
似ている標識は単体で覚えず、必ず対で覚える。 対には必ず「見た目の違い」(斜線の本数・補助標識・アンダーライン・文字)があり、その違いがそのまま意味の違いです。 試験では「駐車禁止の場所で停車も禁止」「標識のみの追越し禁止ではみ出さない追い越しも禁止」のように、対の相手の意味を押しつけてきます。
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間違えやすい標識の対 8組

左右の2つは見た目が似ていて、試験では意味を入れ替えて出題されます。 「見分けるポイント」の要素を見つけたら、その要素の有無で意味が決まる、という順で覚えてください。

標識A標識B見分けるポイント意味の違い
駐車禁止駐停車禁止斜線1本/斜線2本(×印)駐車禁止は停車できる。駐停車禁止は停車もダメひっかけ解説
追越しのための右側部分はみ出し通行禁止追越し禁止(補助標識付き)同じ標識に補助標識があるかないか標識のみ=はみ出さなければ追い越せる。補助標識付き=完全禁止ひっかけ解説
車両進入禁止車両通行止め赤丸に白い横棒/白丸に赤い斜線進入禁止はその方向から入れないだけ。通行止めはどちらからも通れないひっかけ解説
通行止め車両通行止め「通行止め」の文字入り/文字なし通行止めは歩行者も路面電車も通れない。車両通行止めは車だけひっかけ解説
専用通行帯路線バス等優先通行帯「専用」/「優先」の文字専用は普通車は通れない(左折等を除く)。優先は通れるがバスが来たら出るひっかけ解説
最高速度最低速度数字の下にアンダーラインがあるかないかアンダーラインあり=それより遅く走ってはいけないひっかけ解説
一方通行左折可(標示板)青地に白矢印/白地に青矢印一方通行は規制。左折可は信号が赤でも左折できる標示板ひっかけ解説
停止禁止部分立入り禁止部分枠の中が塗られていない/枠の中が斜線で塗られている停止禁止部分は通過はできる(中で止まらない)。立入り禁止部分は入ること自体ダメひっかけ解説

※ 標識の図柄は標識図鑑で確認できます(駐車禁止駐停車禁止追越し禁止車両進入禁止車両通行止め通行止め専用通行帯路線バス等優先通行帯最高速度最低速度)。

「禁止の強さ」で見分ける対:駐車禁止/駐停車禁止、追越し禁止の2種

この2組は「どこまで禁止か」の違いです。駐車禁止は駐車だけが禁止で、人の乗り降りや短時間の荷物の積み下ろしの停車はできます。 駐停車禁止は停車もできません。試験は「駐車禁止の標識がある場所では停車も禁止されている」(×)と、弱いほうの標識に強い意味を押しつけます。

追越し禁止も同じ構造です。標識だけなら「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」で、はみ出さなければ追い越せます。 「追越し禁止」の補助標識が付くと、はみ出す・はみ出さないに関係なく禁止。 問題文に「はみ出さなければ追い越してもよい」とあったら、補助標識の有無を図で確認してから答えます。

「対象の範囲」で見分ける対:進入禁止/通行止め、専用/優先

車両進入禁止は「その方向から入れない」だけで、反対側から入って通る車はいます(一方通行の出口に多い)。 車両通行止めは「どちらからも通れない」。さらに「通行止め」は車だけでなく歩行者も路面電車も通れません。 「車両通行止めの道路は、車は通れないが歩行者は通れる」は○、「通行止めの道路は歩行者なら通れる」は×です。

専用通行帯と優先通行帯は、普通車が入れるかどうかで分けます。 専用通行帯は左折や道路工事などやむを得ない場合を除いて普通車は通行できません(小型特殊・原付・軽車両は通行できます)。 優先通行帯は普通車も通行できますが、後方から路線バスが接近したら速やかに出ます。 「優先通行帯は専用通行帯と同じで普通車は通行できない」は×です。

「小さな要素」で見分ける対:アンダーライン、矢印の色、枠の中

最高速度と最低速度は数字の下のアンダーラインだけが違います。アンダーラインがあれば最低速度で、それより遅く走ると違反です。 一方通行(青地に白矢印)と左折可の標示板(白地に青矢印)は色が逆。左折可は信号が赤でも左折できる標示板で、規制ではありません。 停止禁止部分と立入り禁止部分は、枠の中が塗られていないか斜線で塗られているか。停止禁止部分は通過はできますが中で止まってはいけません。立入り禁止部分は入ること自体が禁止です。

取り違えを○×で炙り出す

対で覚えたら、実際に×問題で「押しつけ」を見抜けるか試してください。以下は当サイトのひっかけ解説で、各ページから○×問題に入れます。

駐車禁止と駐停車禁止
「この標識の場所では停車も禁止」(斜線1本なら×)。人の乗り降りのための停車は駐車禁止の場所ならできる。駐車禁止・駐停車禁止のひっかけ
追越し禁止の2標識
補助標識の有無で答えが反転する。「はみ出さなければ追い越してよい」は標識のみなら○、補助標識付きなら×。追越し禁止標識のひっかけ
「学校あり」と「横断歩道」
黄色ひし形の「学校、幼稚園、保育所などあり」は警戒標識で、横断歩道の予告ではない。青の「横断歩道」は指示標識。学校あり・横断歩道のひっかけ
指定方向外進行禁止と車両進入禁止
矢印の方向以外に進めないのが指定方向外進行禁止。「直進矢印なら左折もできる」は×。指定方向外進行禁止のひっかけ
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よくある質問

Q. 駐車禁止と駐停車禁止の標識はどう見分けますか?
A. 青地に赤い縁の丸で、斜線が1本なら「駐車禁止」、斜線が2本(×印)なら「駐停車禁止」です。駐車禁止の場所では停車はできますが、駐停車禁止では停車もできません。「斜線が増えるほど禁止が増える」と覚えると混同しません。
Q. 「追越し禁止」の標識は2種類あるのですか?
A. はい。標識だけのものは「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」で、はみ出さなければ追い越せます。同じ標識に「追越し禁止」の補助標識が付いたものは、はみ出す・はみ出さないに関係なく追い越しが禁止です。補助標識の有無で答えが逆になります。
Q. 車両進入禁止と車両通行止めの違いは何ですか?
A. 赤い丸に白い横棒の「車両進入禁止」は、その方向から入れないだけで、主に一方通行の出口に設置されます。赤い縁の白い丸に赤い斜線の「車両通行止め」は、どちらの方向からも車は通行できません。「入れない方向があるだけ」か「どちらからも通れない」かの違いです。
Q. 専用通行帯と優先通行帯はどちらが普通車も走れますか?
A. 優先通行帯です。路線バス等の優先通行帯は普通車も通行できますが、後方から路線バスが接近したら速やかに出なければなりません。専用通行帯は左折する場合や道路工事などやむを得ない場合を除き、普通車は通行できません(小型特殊・原付・軽車両は通行できます)。
Q. 似ている標識はどうやって覚えればいいですか?
A. 1枚ずつ覚えず、必ず「対」で覚えてください。対の標識は見た目に必ず違う要素(斜線の本数、補助標識、アンダーライン、色)があり、その要素が意味の違いに直結しています。「違う要素→意味の違い」の順で覚えると、試験でどちらかを問われても迷いません。

参考:道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(標識令)の標識の意味、学科教本の記載に基づく。 標識の図柄や名称は教本の版で表記が異なることがあります。

標識の色と形からの覚え方は標識の色と形、個別の違いは駐車禁止と駐停車禁止の違い追越し禁止とはみ出し禁止の違い車両通行止めと車両進入禁止の違いバス専用と優先の違いで1対ずつ解説しています。 速度標識の読み方は速度の問題のひっかけへ。

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