高齢者講習とは?内容・時間・料金と、落ちることはあるのか
70歳以上の人が運転免許を更新するときに受ける高齢者講習。 「何をするのか」「落ちたらどうなるのか」「いくらかかるのか」を、警視庁・警察庁の公式情報のとおりにまとめます。 ご本人の準備にも、ご家族の付き添いの予習にも使えます。
結論
高齢者講習は試験ではありません。受講すれば必ず終了証明書がもらえます。 普通車の免許なら2時間(座学・運転適性検査60分+実車60分)で6,600円。 更新期間満了日の6か月前から受けられ、受けないと更新できません。 75歳以上は、このほかに認知機能検査を受けます。
誰が受けるのか(年齢別)
| 更新期間満了日の年齢 | 受けるもの |
|---|---|
| 70〜74歳 | 高齢者講習 |
| 75歳以上 | 認知機能検査+高齢者講習 |
| 75歳以上で一定の違反歴あり | 認知機能検査+運転技能検査+高齢者講習(実車なしの1時間) |
70〜74歳と75歳以上で、高齢者講習そのものの内容・時間・料金は同じです。
講習の内容・時間・料金
| 対象 | 時間 | 内容 | 手数料 |
|---|---|---|---|
| 普通自動車を運転できる免許 | 2時間 | 座学・運転適性検査(60分)+実車(60分) | 6,600円 |
| 原付・二輪・小型特殊・大型特殊だけ/運転技能検査の対象 | 1時間 | 座学・運転適性検査(60分) | 2,950円 |
警視庁の案内(2025年3月24日以降)。教習所の「運転免許取得者等教育(高齢者講習同等)」で受ける場合は料金が教習所ごとに異なります。
2時間の内訳は、講義30分・運転適性検査30分・実車指導60分です(警察庁)。 運転適性検査では、器材を使って動体視力・夜間視力・視野を検査し、結果に合わせて助言を受けます。 実車指導は3人ほどのグループで行い、1人あたりの指導はおよそ20分(運転するのはおよそ10分)です(警察庁)。 どれも合否はなく、自分の運転の状態を知るためのものです。
受けられる時期と予約
- 更新期間満了日(誕生日の1か月後の日)の6か月前までに、「講習のお知らせ」のはがきが届きます。
- はがきに書かれた教習所などに、電話で直接予約します(予約制)。
- 満了日の6か月前から満了日までに受講し、終了証明書を受け取ります。
- 終了証明書を持って、運転免許試験場などで更新手続きをします。
教習所が少ない地域は予約が取りにくくなっています(警視庁)。はがきが届いたら早めに予約してください。 75歳以上の人は、誕生日が2022年10月12日以降なら、認知機能検査・高齢者講習・運転技能検査を受ける順番を自由に選べます(警視庁)。
75歳以上の人は認知機能検査も
75歳以上の人は、高齢者講習とは別に認知機能検査を受けます。 イラストを覚えて思い出す検査と、今日の年月日・時刻を答える検査の2つで、 本番と同じ順番で無料で練習できます。 検査の点数や結果が悪かったときの流れは認知機能検査とは?にまとめています。
よくある質問
Q. 高齢者講習に落ちることはありますか?
A. ありません。高齢者講習は試験ではないので、受講すれば終了後に必ず終了証明書が交付されます(警視庁)。ただし受講しないと免許証の更新はできません。
Q. 高齢者講習は何歳から受けますか?
A. 更新期間満了日の年齢が70歳以上の人です。70〜74歳は高齢者講習だけ、75歳以上は認知機能検査も受けます(違反歴がある人は運転技能検査も)。
Q. いつから受けられますか?
A. 更新期間満了日(誕生日の1か月後の日)の6か月前から満了日までに受けられます。対象の人には、遅くとも満了日の6か月前までに「講習のお知らせ」のはがきが届きます(警視庁)。
Q. 料金はいくらですか?
A. 普通自動車を運転できる免許の人は2時間・6,600円、原付・二輪・小型特殊・大型特殊だけの人と運転技能検査の対象の人は1時間・2,950円です(警視庁、2025年3月24日以降)。教習所で受ける同等の講習は料金が教習所ごとに異なります。
Q. 予約はどうすればいいですか?
A. 届いたはがきに、受講できる教習所などの所在地と電話番号が書かれているので、希望する所に直接予約します(警視庁)。教習所が少ない地域は予約が取りにくいので、はがきが届いたら早めに予約してください。