坂道・カーブの学科問題のひっかけ|上り優先・頂上付近・急な下り坂・カーブの減速
坂道の問題は、ほぼすべてが「上り」と「下り」の入れ替えで作られています。 行き違いは上りが優先なのに「下りが優先」と書く。追い越し禁止は急な下り坂なのに「急な上り坂」と書く。 カーブは「どこで減速するか」が問われます。場所別のルールを1つの表にして、入れ替えの型を整理します。
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場所別:徐行・追い越し・駐停車の早見表
| 場所 | 徐行 | 追い越し | 駐停車 |
|---|---|---|---|
| 上り坂の頂上付近 | 徐行 | 禁止 | 禁止 |
| こう配の急な下り坂 | 徐行 | 禁止 | 禁止 |
| こう配の急な上り坂 | —(対象外) | —(対象外) | 禁止 |
| 道路の曲がり角付近 | 徐行 | 禁止 | 5m以内は禁止 |
この表の3行目が最重要です。こう配の急な上り坂は、徐行場所でも追い越し禁止場所でもない。駐停車禁止だけ「こう配の急な坂」として上りも下りも入ります。 詳しくは急な上り坂と急な下り坂の違いにまとめています。
型1:行き違いの「上り優先」を逆にする
車が行き違えない狭い坂道では、下りの車が上りの車に道を譲ります。上り坂で一度止まると発進が難しいからです。 「狭い坂道では、上りの車が下りの車に道を譲るのが原則」→×。 例外は待避所で、近くに待避所があるときは上りの車でも待避所に入って待ちます。 また、片側ががけになっている道で安全に行き違えないときは、がけ側の車が一時停止して道を譲ります。
型2:「急な上り坂」を禁止場所に混ぜる
徐行すべき場所は「徐行の標識」「左右の見通しがきかない交差点」「道路の曲がり角付近」「上り坂の頂上付近」「こう配の急な下り坂」。 追い越し禁止も、坂については上り坂の頂上付近とこう配の急な下り坂です。 「こう配の急な上り坂は徐行しなければならない」→×、「こう配の急な上り坂は追い越し禁止」→×。 逆に「こう配の急な坂は、上りでも下りでも駐停車禁止」は○。規制ごとに範囲が違う点を突いてきます。 徐行と一時停止の場所の整理は一時停止と徐行はどっち?、追い越し禁止場所の全体は追い越しと追い抜きの問題へ。
型3:下り坂のブレーキと、坂道の発進・駐車
下り坂では低速ギアに入れてエンジンブレーキを活用し、車間距離を広くとります。 長い下り坂でフットブレーキを使い過ぎると、ブレーキが過熱して効きが悪くなる(フェード現象)、ブレーキ液が沸騰して効かなくなる(ベーパーロック現象)ことがあります。 「長い下り坂はフットブレーキを主に使う」→×。 上り坂で発進するときはハンドブレーキを使って後退を防ぎます(「クラッチ操作だけで発進する」→×)。 上り坂で前の車に続いて止まるときは、前の車が後退してくることがあるので接近し過ぎないようにします。 坂道に駐車するときは、ハンドブレーキに加えて輪止めやハンドルを路端側に切るなどの措置が必要です。
型4:カーブは「手前」で減速
曲がり角やカーブに近づくときは、手前の直線部分で十分に速度を落とします。 ハンドルを切りながらブレーキをかけると横転や横滑りを起こしやすくなるので、「カーブの途中でブレーキをかけて速度を調節する」→×。 カーブで車に働く遠心力は速度の2乗に比例するので、「速度に比例する」→×。 曲がり角やカーブでは追い越し禁止、中央からはみ出さない、内輪差で内側の歩行者や自転車を巻き込まないよう注意する、もセットで出ます(内輪差は内輪差・死角の学科問題)。
坂道・カーブの型を○×で確かめる
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よくある質問
参考:警察庁「交通の方法に関する教則」の「坂道・カーブ」の節、「徐行」の項。例文の○×は当サイトの問題データに基づきます。
場面として見たい人はカーブ・坂道の場面別ルール、 駐停車禁止場所の全体は駐車と停車の違いの問題、 雨や雪の日の坂道は雨・霧・雪の日の運転の学科問題へ。
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