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運転免許の自主返納と運転経歴証明書|手続き・手数料と、家族ができること

「運転に自信がなくなった」「家族から運転が心配と言われた」とき、有効な免許を自分から返す手続きが自主返納(正式には申請による運転免許の取消し)です。 返納後に身分証の代わりになる運転経歴証明書とあわせて、警察庁・警視庁の公式情報のとおりにまとめます。

結論
返納だけなら手数料は無料。運転免許証の代わりの本人確認書類がほしいなら、運転経歴証明書(東京都 1,150円)を同時に申請します。経歴証明書は返納から5年以内なら後からでも申請できます。 ただし、免停中や違反の処分を受ける基準に当たっている人は返納できません。

自主返納ができる人・できない人

できる人
有効期間内の運転免許証を持っている人(申請は住所地の都道府県で)。
できない人(警察庁・警視庁)
運転免許の停止・取消しの行政処分中の人、停止・取消処分の基準に当たっている人など (違反者講習の対象になって受講した人は申請できます)。

大型免許だけを返して普通免許は残す、といった一部取消しもできます。ただしその場合は運転経歴証明書はもらえません(警察庁)。 運転を続けるなら、安全運転支援装置のついた車に限って運転できる「サポートカー限定条件」に切り替える方法もあります(警視庁)。

運転経歴証明書とは

手数料と受け取りまで(東京都の例)

申請するもの手数料
自主返納だけ無料
運転経歴証明書1,150円
マイナ経歴証明書(マイナンバーカードに記録)900円
運転経歴証明書とマイナ経歴証明書の2枚持ち1,250円

必要なものは運転免許証(マイナ免許証も持っていれば両方)と申請用写真1枚(日本国籍の場合)。 運転免許試験場(府中・鮫洲・江東)なら即日交付、運転免許更新センター・警察署で申請すると受け取りまで2週間ほどかかります(警視庁)。 手数料・必要書類・受付時間は都道府県で異なるので、住所地の案内で確認してください。

家族として心配なとき

運転を続けることが心配なときは、運転免許センターなどの安全運転相談窓口(全国共通の短縮ダイヤル「#8080」)に相談できます。 75歳以上の人は免許の更新時に認知機能検査を受け、違反歴があれば運転技能検査も受けます。 70歳以上の人が受ける高齢者講習では、動体視力・夜間視力・視野の検査や実車指導で、運転の状態を確かめられます。

よくある質問

Q. 免許の自主返納にお金はかかりますか?
A. 返納だけなら手数料は無料です(警視庁)。返納と同時に運転経歴証明書をもらう場合は、東京都では1,150円(マイナ経歴証明書だけなら900円、2枚持ちは1,250円)がかかります。
Q. 運転経歴証明書は何に使えますか?
A. 運転免許証の代わりの本人確認書類として使えます(2012年4月1日以降に交付されたもの、警察庁)。高齢者運転免許自主返納サポート協議会の加盟店などで特典を受けられることもあります(警視庁)。ただし運転はできません。
Q. 返納したあとに運転経歴証明書だけ申請できますか?
A. できます。自主返納した日から5年以内なら申請できます。免許を更新せず失効した人も、失効から5年以内なら申請できます(警察庁・警視庁)。
Q. 本人が行けない場合、家族が代わりに返納できますか?
A. 代理人による申請の手続きが用意されています。必要な書類は都道府県で異なるので、住所地の運転免許センター・警察署の案内で確認してください(警視庁・埼玉県警)。
Q. 返納すると、もう一度免許を取るときに有利になりますか?
A. なりません。自主返納で免許が取り消されると、もう一度取る場合に試験の一部免除などの特例はなく、適性試験・学科試験・技能試験を受け直すことになります(警視庁)。

出典