初心者マーク・高齢者マークの学科問題|義務と努力義務・幅寄せ禁止・仮免許練習標識の型
マークの問題は、覚える量は少ないのに失点が多い分野です。理由は「義務」と「努力義務」の入れ替えと、「保護」の範囲を広げすぎる言い回し。初心者マークは義務、高齢者マークは努力義務。マークの車への幅寄せは禁止でも、追い越しは禁止ではない。 5種類のマークを1つの表にして、落とし方の型を整理します。
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マーク別の対象と義務
| マーク | 対象 | 義務か |
|---|---|---|
| 初心者マーク | 準中型・普通免許を受けて1年未満の人 | 表示義務 |
| 高齢者マーク | 70歳以上の人(普通自動車) | 努力義務 |
| 聴覚障害者マーク | 聴覚障害を理由に免許に条件が付いている人(準中型・普通自動車) | 表示義務 |
| 身体障害者マーク | 肢体不自由を理由に免許に条件が付いている人(普通自動車) | 努力義務 |
| 仮免許練習標識 | 仮免許で練習する人 | 表示義務(指導者の同乗も必要) |
型1:「義務」と「努力義務」の入れ替え
初心者マークは、準中型免許・普通免許を受けて1年を経過していない人の表示義務です。車の前と後ろの定められた位置に付けます。 高齢者マークは、70歳以上の人が付けるよう努める努力義務。付けなくても罰せられません。 「70歳以上の運転者は高齢者マークを表示しなければならず、表示しないと罰せられる」→×。 聴覚障害者マークは義務、身体障害者マークは努力義務。この2つもセットで入れ替えられます。
型2:期間と対象をずらす
初心者マークの期間は1年。期間を延ばした文は×。免許の効力が停止されていた期間は1年に含めないので、免停を受けるとその分だけ延びます。 対象は準中型・普通免許。原付免許には初心者マークの表示義務はありません(原付免許にも1年間の初心運転者期間の制度自体はあります)。 「原付免許を受けて1年未満の人は原付に初心者マークを付けなければならない」→×。初心運転者期間の考え方は初心運転者期間の意味へ。
型3:「保護」の範囲を広げすぎる
初心者・高齢者・聴覚障害者・身体障害者のマークを付けた車と、仮免許で練習中の車に対しては、 危険を避けるためやむを得ない場合を除いて側方への幅寄せと、前方への無理な割り込みが禁止です。 「初心者マークの車への幅寄せは禁止だが、高齢者マークの車への幅寄せは禁止されていない」→×(対象を狭める型)。 「高齢者マークの車を追い越したり追い抜いたりしてはならない」→×(禁止を広げる型)。 聴覚障害者マークの車の運転者は警音器の音が聞こえないことがあるので、安全に通行できるよう配慮します。
型4:仮免許練習標識と初心者マークの混同
仮免許で路上練習するときに付けるのは「仮免許練習中」の仮免許練習標識で、初心者マークではありません。 さらに、その車を運転できる第一種免許を3年以上受けている人や第二種免許を受けている人などを横に乗せ、指導を受けながら運転します。 「仮免許練習標識を付ければ一人で練習できる」→×。仮免許証も本物を携帯する必要があり、コピーでは足りません。 仮免許の位置づけは免許の種類の学科問題、仮免学科の対策は仮免の学科試験対策へ。
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よくある質問
参考:警察庁「交通の方法に関する教則」の「運転免許証などを確かめるなどすること」「初心運転者などの保護」「運転免許の区分」の記載。例文の○×は当サイトの問題データに基づきます。
準中型免許と初心者マークの関係は準中型免許の学科、 保護が必要な歩行者(子ども・つえの人)は歩行者問題のひっかけ、 緊急自動車への譲り方は緊急自動車の問題へ。
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